高感度インフルエンザ診断機器で発病初期の診断が可能です.鼻かみ液で痛くなく検査できます.

平成27年秋に、高感度インフルエンザ診断機器を導入しました。従来の簡易診断キットでは困難であったインフルエンザ発病から6~8時間以内の発病初期の診断が可能になります。早いと発症後すぐに診断できます。早期診断・早期治療によって早い回復が見込めます。また、鼻汁鼻かみ液での検査が可能であり、鼻かみして鼻汁がとれれば綿棒による痛い鼻腔ぬぐい液の採取が不要になります。検査時間は最大で15分です。

しかし、患者さんによっては発症日には陰性で翌日陽性に出たり、場合によっては2日目にやっと陽性に出ることもあり、診断キットですべての患者さんのインフルエンザの診断がつくわけではありません。検査が陰性であっても臨床的にインフルエンザと診断する場合もあります。